
株式会社ドワンゴ 代表取締役会長 川上量生氏
株式会社ドワンゴとは
インターネット上で様々なサービスを展開し、最近KADOKAWAと合併したことでもよく知られる会社として「株式会社ドワンゴ」があります。
ドワンゴは元々オンラインサービスを展開していたアメリカの会社が使っていたものを譲り受けたもので、DialupWideAreaNetworkGamingOperationの頭文字から取られています。
このドワンゴがスタートすることになったのは1994年で、本格的に日本において活動を開始することになったのは1996年、まさにIT革命とITバブルに湧いたその時代でした。
今回紹介するキーパーソンはそんな株式会社ドワンゴの代表取締役会長であり、1996年の当時から会社を支えている人物である「川上量生」氏です。
ドワンゴの名前と合わせて「カワンゴ」という愛称で呼ばれることもある人物として知られています。
では、川上氏はどのような経緯で今のような立場になることになったのでしょうか。
代表取締役会長 川上量生氏の来歴
川上量生氏は愛媛県で生まれ大阪府で育ち、京都大学を卒業した川上氏は、いきなりドワンゴを設立したわけではありません。
始めはソフトウェアジャパンという会社に入社し、サラリーマンとしての生活を送っていました。
その仕事を通じて後にドワンゴの取締役となることになるマイクロソフトの人物と出会い、そこからドワンゴを設立することになります。
ドワンゴの拡大するサービス
最初はオンラインゲーム専門の会社として設立されましたが、次第にサービスは広がっていき、特に注目を集めることになったのは着信メロディーなどの携帯電話業界での活躍です。
ちょうど携帯電話が大きく普及している時代であったということもあり、ドワンゴは大幅な成長を遂げることになります。
その後も川上氏は新しいことを目指す姿勢を忘れず、会長職をしながらも同時にジブリに見習いとして入社するなど、フットワークの軽さが注目を集めています。
ドワンゴの挑戦
現在ではニコニコ動画や音楽配信、イベントの企画、通信制の学校「角川ドワンゴ学園」や「ドワンゴジェイピーストア」等、eコマースの運営など様々な事業を行っており、あくなき挑戦と共に成長を続け、IT業界を引率し続けているのです。