実業家 夏野 剛氏

実業家 夏野 剛氏

iモード企画社の内の1人

キーパーソンとして最後に紹介するのは、実業家である「夏野剛」氏です。
実業家、と言われても何をしている人なのかよくわからないかも知れません。
そこでまずは夏野氏がどんなことをしている人なのか?ということを簡単に見てみましょう。

夏野氏はすでに紹介した川上氏が会長を勤める会社ドワンゴの取締役であり、同時にセガサミーホールディングス株式会社やぴあ株式会社、トランスコスモス株式会社などの取締役を兼任しています。
IT関係企業を中心にして、非常に多くの会社の取締役をしている人物なのだと思っていただければ概ね間違いはないでしょう。
では、この夏野氏がこれだけ多くの仕事を兼任するようになった背景にはなにがあるのでしょうか?

夏野氏の名前が広く知られるようになったのは、携帯電話からインターネットに接続するサービスであるiモードの企画を立ち上げた人物の1人である、ということです。
この経歴によって大きく知られるようになり、その後多くの会社において取締役に就任することになりました。

どんな人物?

では、夏野氏はどんな人物なのでしょうか?
夏野氏の人物像として知られる事件として「Suica事件」があります。
これは2014年の夏野氏の発言が原因で、「炎上」した事件でした。

この事件は簡単に言えば、自分の行動圏内にSuicaが使用できないものがあるのは後進的であり困る、というようなことを述べたものでした。
例えば買い物などにおいて現金だけを認める時代は終わり、電子マネーを取り入れることが進歩のために重要である、というようなことが根幹にあると考えられています。
その他にも、選択的夫婦別姓制度に賛成するなど、政治的主張も大きく取り上げる、ということで知られる人物でもあります。
受け入れられにくいことであっても声を上げる、というところが経営者としてはポイントとなっているのかもしれません。