サイバーエージェント代表取締役社長 藤田 晋氏

サイバーエージェント代表取締役社長 藤田 晋氏

ヒルズ族世代

IT業界において知らない人はいないであろう起業の1つとして「サイバーエージェント」があります。
IT関係の幅広いサービスを提供し、多くの子会社にアプリケーションの開発や運営を委託するなど、1つのことにとらわれない業務というのがポイントとなっている企業として知られています。
入社式が派手であることも有名で、これが目的で入社したいと考える人もいるとか。
さて、ここではそんなサイバーエージェントの代表取締社長である「藤田晋」氏について紹介していきます。

藤田氏はIT業界の黎明期である2000年台初頭、ITバブルと言われた時代に起業を行い成功を収めてきました。
この時期にはライブドアや楽天などのIT企業も立ち上げられて成功を収めており、三人とも時代の寵児としてメディアへの露出も多かったことで知られているでしょう。
ヒルズ族、というような言葉が生み出されることになったのもこの人達の世代です。

では、そんな藤田氏の経歴についても簡単に見てみましょう。
藤田氏は福井県鯖江市(眼鏡の生産量が日本一で有名な場所ですね)に生まれ、高校までは地元で過ごします。
その後、青山学院大学の経営学部へ進学し、アルバイト中心の日々を送ることになりました。
大きな転機を迎えることになったのもこの時のアルバイト先の1つであったバーであるといいます。

バーの先輩から「将来夢が企業ならばそれに向かって行け。そうでないならばここに就職しろ」と言われ、バーに就職したくないという一心で活動を始めた、といいます。
ただ、いきなり起業したわけではなく、インテリジェンスに務めた上で独立、2000年にはじマザーズ上場を果たすというプロセスをたどることになりました。

その人物像とは

では、実際この藤田氏はどんな人物なのでしょうか?
人物像については本人が語っていることも多く、様々なことが知られるようになっています。
まず代表的な人物像の1つとして「物欲が薄く、貯金が嫌い」としています。
さらに「ともかくかっこ良く生きたい」という目標を掲げているともしており、これがその当時注目を集めていたIT業界で起業をすることに繋がっているとも語っています。

この他にも、ヒップホップ好きであることや、競馬好きであること、その他にも麻雀が好きであることなど、普通の人とあまり変わらないような人物像を公開しており、親しみ深い人物であることでも知られています。
最近では漫画がきっかけになってワインにハマるなど、俗っぽいところがあるのも魅力の1つなのかもしれません。